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技術ブログ

SREとは何か? システム運用から顧客体験を向上させる秘訣

はじめに システムの健康診断を超えて:SREの価値とは? SREがもたらす「攻め」の価値:エラーバジェットの考え方 顧客体験向上に直結するSREの役割 総合診療としてのSRE:ビジネスとシステムの架け橋 SREの未来:システム運用を超えた価値創造 まとめ 1.はじめに SRE(Site Reliability Engineering)は、単なるシステム運用の効率化や信頼性向上に留まりません。ビジネスの要求に応えつつ、顧客体験を

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SREとは何か? システム運用から顧客体験を向上させる秘訣
SRE コラム
「コスパならBigQuery」?実験で比較してみた【Redshift vs. BigQuery】

.blue-link, .blue-link:visited { color: blue; } 目次 「費用対効果」で選ぶには? 結果:BigQueryは「安定」している 実験条件 データセット データウェアハウス設定・計測条件 クエリ コード集 前処理 データロード等 計測記録の取得(BigQuery) リザルトキャッシュの無効化(Redshift Serverless) クエリ1-1:小規模構造化データ、単純集計 ク

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「コスパならBigQuery」?実験で比較してみた【Redshift vs. BigQuery】
AWS コラム データ分析
【Redshift vs. BigQuery】「運用性でRedshift」という選び方

.blue-link, .blue-link:visited { color: blue; } 目次 結局、何が違うのか? Redshiftの運用性 1. AWS上の対向システムとの統合容易性 2. 機械学習ベースの管理タスク自動化 3. Glue/Lake Formation による一元的なメタデータ・アクセス権限管理 まとめと次回予告 出典(いずれも記事公開時点閲覧) 結局、何が違うのか? こんにちは、アクセルユニバ

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【Redshift vs. BigQuery】「運用性でRedshift」という選び方
AWS コラム データ分析
オンプレミスからAWSへの移行ステップと活用サービスの紹介

はじめに AWS移行のためのステップ 活用できるAWSサービス AWSとAzureの比較 まとめ 1.はじめに オンプレミス環境からクラウドに移行することは、企業にとって大きな変革の一歩です。AWS (Amazon Web Services) への移行は、コスト削減、運用効率の向上、スケーラビリティを提供するだけでなく、最新のクラウドテクノロジーを活用してビジネスを加速させる大きな機会となります。しかし、移行プロセスは複雑であり、慎重

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オンプレミスからAWSへの移行ステップと活用サービスの紹介
AWS
VMwareからAWSへの移行の手順と選択肢の紹介

VMwareからAWSへの移行について 導入 移行のステップ 移行戦略のパターン 移行後のアーキテクチャ 移行の成功事例 まとめ 本記事では、VMware環境からAWSへの移行手順・移行の進め方・構成決定方法・成功事例について紹介します。 1. 導入 近年、クラウド移行を検討する企業が増える中で、VMware環境からAWS(Amazon Web Services)への移行が特に注目されています。特に、2

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VMwareからAWSへの移行の手順と選択肢の紹介
AWS
クラウド運用のよくある課題と解決策(コスト・セキュリティ・運用負荷)

はじめに クラウド運用の課題 解決方法 クラウド運用の改善事例 まとめ 1.はじめに クラウドコンピューティングの普及により、多くの企業がオンプレミスのインフラからクラウド環境へと移行しています。しかし、そのメリットを享受する一方で、クラウド運用に伴う新たな課題も浮上しています。特に、コスト管理やセキュリティ、パフォーマンス最適化といった運用面の複雑さが企業にとって大きな問題となっています。本記事では、クラウド運用における主な課題と、

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クラウド運用のよくある課題と解決策(コスト・セキュリティ・運用負荷)
AWS SRE
SREを外部委託するメリットと課題:適切なパートナー選びの重要性

導入 SREにおける視点の違い SREを外部に委託する利点 SRE外部委託の課題とコストの問題 自社の一員として動いてくれるSREパートナーを選ぶ SREを社内で運用するか外部に委託するかの選択 まとめ SRE(Site Reliability Engineering)の外部委託における利点と課題について、システム運用の効率化とコスト管理の観点で適切な委託先の選び方を解説します。 1. 導入 SREは、システムの安定運用と信頼

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SREを外部委託するメリットと課題:適切なパートナー選びの重要性
SRE コラム
生成AI導入案件の30%が中止見込み、従来システム導入と大きく異なるアプローチ

Gartner社による生成AIのレポート 生成AI導入の進め方 まとめ Gartner社による生成AIのレポート Gartner社は、データ品質の低さ、リスク管理の不十分さ、コストの増大、ビジネス価値の不明確さなどの理由で、2025年末までに生成AIプロジェクトの30%がPoC以降に中止されるだろうと発表しました。 2024/07/29に発表されたGartner社によるレポート 2024/7/29にシドニーで開催されたGartner Data

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生成AI導入案件の30%が中止見込み、従来システム導入と大きく異なるアプローチ
コラム 生成AI
Amazon RDSのコスト最適化:効率的なデータベース運用で50%のコスト削減に成功!

目次 背景 コスト削減のための分析 解決策 結果   背景 Amazon RDS(Relational Database Service)は、多くの企業で利用されるマネージド型データベースサービスです。高可用性や自動バックアップなどの機能を備えており、運用管理の負担を軽減しますが、使い方によってはコストが膨らみ、企業のIT予算を圧迫する原因となります。 当社でもRDSのコスト最適化に取り組み、その結果、利用コストを最大で50%削減することに成功しました

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Amazon RDSのコスト最適化:効率的なデータベース運用で50%のコスト削減に成功!
AWS SRE
SaaS導入後に考える、各システムの連携方法の紹介

目次 はじめに SaaS活用に至る変遷 連携基盤構築のアプローチ 事例   はじめに デジタル化が進んだことでSaaSの活用が増えています。 SaaSはクラウドサービスの一部で、総務省の「令和4年通信利用動向調査」によると、クラウドサービスを一部でも利用している企業の割合は、2022年には72.2%に達しています※ 総務省 令和4年通信利用動向調査。 そのうち、クラウドサービスの効果について、「非常に効果があった」または「ある程度効果があった」

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SaaS導入後に考える、各システムの連携方法の紹介
コラム
AWS Organizationsから考えるマルチアカウント戦略

はじめに AWSのアカウント管理を実施するにあたり「Well-Architected Framework」への考慮は必要不可欠です! 私たちAWSユーザは、AWS Organizationsを利用したマルチアカウント戦略の実践を、AWSからベストプラクティスとして推奨されています。 今回は、AWS Organizationsを利用したマルチアカウント戦略の実践により、AWSアカウント管理でよくある課題を解決する方法をいくつかご紹介いたします。 目次 AWS

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AWS Organizationsから考えるマルチアカウント戦略
AWS SRE
AWSコスト削減を叶える18個のチェック項目

はじめに 今回は、アクセルユニバースのインフラエンジニアがAWSアカウントのコスト削減を実施する際に利用しているチェックリストをご紹介いたします。 AWSコスト削減チェックリスト 私たちアクセルユニバースのAWSコスト削減チェックリストは チェック対象リソース/サービス コスト削減観点(状態) 手段 の3つの項目から構成されています。 私たちインフラエンジニアはこのチェックリストを元に「クラウド支出の最適化(FinOps)」におけるコストの最適化を実践して

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AWSコスト削減を叶える18個のチェック項目
AWS SRE
AWSにてクラウド財務管理(CFM)を実践するための3つのミッション

はじめに AWSのコスト管理を実施するにあたり「Well-Architected Framework コスト最適化の柱」への考慮は欠かせません! その中でも「クラウド財務管理(CFM)」の実装は特に重要です! 今回は、そのクラウド財務管理(CFM)を実践するためにクリアすべきミッションを3つご紹介いたします。 目次 クラウド財務管理(CFM)とは? ミッション① : コストの可視化 ミッション② : コストの最適化 ミッション③ : コストの計画・予測の確

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AWSにてクラウド財務管理(CFM)を実践するための3つのミッション
AWS
Amazon ECSから考える安全なアプリケーションデリバリー

はじめに AWSにてデプロイのリスクを緩和するにあたり「Well-Architected Framework 運用上の優秀性」への考慮は大変重要です。 今回は、AWS Summit Japan「Amazon ECSから考える安全なアプリケーションデリバリー」をベースに、デプロイのリスクを緩和する方法をご紹介いたします。 目次 安全なアプリケーションデリバリーとは 線形デプロイ/Canaryデプロイ 機能フラグ(Feature Flag) 自動ロールバックの

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Amazon ECSから考える安全なアプリケーションデリバリー
AWS
【データ分析基盤】利活用を成功させる構築、2つの

データ分析基盤構築とは、大量のデータを蓄積・変換・分析するためのインフラを開発することです。主軸となるデータレイク・データウェアハウス・BIツールの他、NoSQLデータベース、データパイプラインツール、ETLツールなど様々な要素があり、それぞれ様々なベンダーから多種多様な製品が出ています。 比較項目は膨大で、複雑です。性能・機能・セキュリティ・コスト......一体何を基準に選べばよいのでしょうか。当社には一つの戦略があります。それは、 " 分析ツール

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【データ分析基盤】利活用を成功させる構築、2つの"秘訣"
AWS コラム データ分析
生成AIで架空飲食チェーン店のVOC分析やってみた

ご挨拶 AWS全冠エンジニアの小澤です。 今年の目標はテニスで初中級の草トーナメントに優勝することです。よろしくお願いいたします。 本記事の目的 本記事では、生成AIでVOC分析を行うことで得られた知見を共有したいと思います。 昨今、生成AIの登場など機械学習の進歩は目覚ましいものがあります。一方、足元では自社データの利活用が進まず、世の中のトレンドと乖離していくことに課題感を持たれている方も多いかと思います。また、ガートナーの調査(2024年1月)による

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生成AIで架空飲食チェーン店のVOC分析やってみた
AWS SRE 機械学習
アジャイル開発を加速させるCircleCI×AWS ECSを活用した、テスト・デプロイの自動化

目次 挨拶 CI/CD導入の背景 前提 プロジェクト構成 ディレクトリ構成 .circleci/config.yml 全体の流れ 試行錯誤したところ 今後の展開 挨拶 CircleCIでdocker-composeを使ってテストからAWS ECSへのデプロイまでを自動化してみたので紹介します。 CI/CD導入の背景 参加しているプロジェクトではアジャイルを取り入れ、毎月リリースするようになりました。 毎月リリースがあるということは、それだけ機能改修、追加、

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アジャイル開発を加速させるCircleCI×AWS ECSを活用した、テスト・デプロイの自動化
AWS CI/CD SRE
通信をすべてNAT Gatewayを通していませんか?棚卸しによる70%のコスト削減に成功!

目次 背景 原因究明 解決策 結果 背景  AUCでは、SRE活動の一環として、AWSコストの適正化を行っています。 (技術ブログ『SRE:コスト抑制のための異常値検知機構の実装』) コスト適正化における課題は、大きく分けて下記の4つです。 ①コストは月末にチェックしており、月中でコストが急激に上昇した場合発見が遅れてしまう。 ② 不要なリソースが放置されていたり、新たなリリースによって生じたコストを確認していない。 ③ AWSが提供するベスト

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通信をすべてNAT Gatewayを通していませんか?棚卸しによる70%のコスト削減に成功!
AWS SRE 利用事例
Amazon Connectを使って占い案内IVRをつくってみた

目次 挨拶 Amazon Connectとは? 目的と経緯 仕様 作業手順 作業内容 最後に 挨拶 こんにちは、システム部の長森です。 皆様は 自動音声応答システム(IVR) を利用したことはありますか? IVRとは Interactive Voice Response の略で、架電時に音声が流れ、番号をプッシュすると適切なオペレーターまたは次の音声に繋がるシステムのことを指します。 企業への電話問い合わせ、商品の電話注文などによく使われているシステムなの

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Amazon Connectを使って占い案内IVRをつくってみた
AWS 体験記
SRE:コスト抑制のための異常値検知機構の実装

目次 実装前の課題 採用した技術と理由 実装した内容の紹介 改善したこと(抑制できたコスト) 実装前の課題  SRE(Site Reliability Engineering:サイト信頼性エンジニアリング)とは、Googleが提唱したシステム管理とサービス運用に対するアプローチです。システムの信頼性に焦点を置き、企業が保有する全てのシステムの管理、問題解決、運用タスクの自動化を行います。 弊社では2021年2月からSRE活動を行っており、セキュリ

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SRE:コスト抑制のための異常値検知機構の実装
AWS SRE 利用事例
AWSを利用した弊社の開発環境

目次 AUCの使用ツール GitHub、CircleCI使用までの流れ AWSの構成図 まとめ AUCの使用ツール 弊社ではGitHubとCircleCIの2つのツールを利用し、DevOpsの概念を実現しております。 DevOpsとは、開発者(Development)と運用者(Operations)が強調することで、ユーザーにとってより価値の高いシステムを提供する、という概念です。  開発者は、「システムへ新しい機能を追加したい」  運用者は、「システムを

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AWSを利用した弊社の開発環境
利用事例
SVMで必要な双対問題の解説

なぜ機械学習で双対問題を学ぶのか 結果から述べるのであれば、SVM(サポートベクトルマシーン)の原理で双対問題を使いたいからです。 これから実際どのように双対問題が使われているのか、また、双対問題の簡単な具体例を交えて説明していきたいと思います。 まずSVMについて簡単に説明したいと思います。 予測には過去のデータを使います。 しかし、外れ値のような余計なデータまで使ってしまうと、予測精度が下がるかもしれません。 そこで「本当に予測に必要となる一部のデータ

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SVMで必要な双対問題の解説
機械学習
機械学習で採用予定人数を予測する。狙い目企業はどこ?

2022年卒大学生の皆さん! コロナウイルスが流行していることで就活にどういう影響があるのか、とても不安ですよね。 今回は業界ごとに採用人数を予測し、「どの業界が狙い目なのか」機械学習を使った分析手順を紹介します! 目次 概要 手順 今後の課題 1.概要 データセットの内容 分析対象の7業界・各4企業 化粧品 電子機器 商社 不動産 金融 サービス IT・情報 説明変数と目的変数 特徴量 年初の株価、決算報告書提出翌日の株価、一株あたりの純資産額、従業員数

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機械学習で採用予定人数を予測する。狙い目企業はどこ?
利用事例 機械学習
機械翻訳の歴史と今後の可能性

目次 機械翻訳とは 機械翻訳の手法 現在の機械翻訳の欠点 欠点が改善されると 今後の展望 機械翻訳とは 機械翻訳という言葉を理解するために2つ言葉を定義する。 系列 : 記号の列のことで自然言語処理の世界だと文を構成する単語の列になる。 系列変換モデル : 系列を受け取り、それを別の系列に変換する際の確率をモデル化したもの。系列変換モデルはseq2-seqモデルとも呼ばれている。 この2つの言葉から機械翻訳は、ある言語の文章(系列)を別の言語の文章(系列)

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機械翻訳の歴史と今後の可能性
利用事例 機械学習 自然言語処理

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