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受託開発でも最新技術・企画・提案にも携わることができる環境とは?

2025.05.08 深川 愛子
コラム
受託開発でも最新技術・企画・提案にも携わることができる環境とは?

はじめに:受託開発はつらい?

「いつかは自社サービスで自由に開発がしたい」
「受託開発って納期に追われてしんどそう」
「裁量もやりがいもなさそう...」

そんなふうに思っていませんか?
最近は、SNSやイベントでも"自社サービス開発の魅力"が語られる場面が多く、「エンジニアとしてカッコいいキャリア=自社サービスに関わること」といったイメージが強まっているように感じます。

でも、実は受託開発にもさまざまなスタイルがあり、その中には"やりたいこと"を実現できる環境もあります。
今回は、私たちが行っている受託開発のスタイルを通じて、「受託開発ってこういう形もあるんだ」という視点をお届けしたいと思います。


自社サービスの魅力とその現実

自社サービスの魅力は多くの方が語っているとおりだと思います。

  • 自分のアイデアで新しい機能を提案できる
  • 社会の課題解決に直結したサービスを提供できる
  • 長期的に同じプロダクトを育てることができる
  • 開発だけでなく、ユーザー視点やマーケティングにも関わることができる

確かに、こうした環境はエンジニアにとってやりがいがあり、非常に魅力的です。 ですが、実際にそうした仕事を担えるのは一部のメンバーだけということも、忘れてはならない現実です。 大規模なサービスになるほど組織が細分化され、担当できるのはほんの一部の機能や領域。 企画や技術選定に関わるポジションに就くには、長い時間とチャンスを待つ必要があります。
つまり、自社サービスであっても「やりたいこと」にすぐに関わることができるとは限らないのです。


受託開発の一般的なイメージ

一方で、「受託開発」と聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか?
おそらく、多くの方が次のようなイメージを思い浮かべるかもしれません。

  • 下請けのような立場で、決められた仕様をただ作るだけ
  • 常に納期に追われて、気持ちの余裕がない
  • 技術選定の余地がなく、最新技術も取り入れにくい

確かに、そういった開発現場も存在します。
しかし、それは受託開発の「一部」でしかありません。
実は、受託開発にも多様な形があり、企業ごとにスタイルが全く違うのです。

悩む


AUCの受託開発のスタイル

私たちアクセルユニバース(以下、AUC)は、一般的な分類では"受託開発会社"に入りますが、実態は少し違います。
お客様一社一社の課題に合わせたオーダーメイドのシステム開発を行っており、仕様書通りに作るだけの受託開発ではありません。 それぞれのプロジェクトごとに「何をどう作るべきか」を共に考え、ゼロから設計し、育てていくスタイルを大切にしています。

私たちが手がけているのは「受託開発」ではなく、お客様とともに創り上げる「プロジェクト」だと考えています。

(1)一次請け90%以上の体制

お客様と直接契約しており、「何をどう作るか?」という段階から相談されることがほとんどです。
要件がすでに固まったものを受け取って作るのではなく、企画段階からエンジニアが関わる。これが私たちのスタイルです。

また、要件定義から設計・開発・テスト・運用までを一貫して担当する体制の中では、技術力に加えて、業務理解やお客様とのコミュニケーション力も求められます。 お客様と直接やり取りしながら課題を解決していくため、開発だけでなくビジネス視点も問われる環境です。「部分的に関わるだけ」ではなく、プロジェクトの最初から最後まで、自分の手で価値をつくりあげていけるのが特長です。

(2)準委任契約が中心=納期に追われない

受託開発というと「納期地獄」のイメージがあるかもしれませんが、弊社の案件の多くは準委任契約です。
「月○時間稼働」という形でお客様と伴走するスタイルのため、無理なスケジュールで開発を詰め込むようなことは、基本的にありません。

(3)常駐なし、フルリモートも可能

すべて自社内で開発を行っており、お客様先で常駐して業務をすることはありません。プロジェクトはリモートで進行できる体制を整えており、働き方の自由度も高いのが特徴です。

さらに、フルリモート・フルフレックス制度を導入しており、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能です。 2024年の実績では、一人あたりの平均残業時間はわずか月3.6時間です。
また、社内では約50%のメンバーが首都圏外に在住しフルリモートで勤務しています。全国どこからでも活躍できる環境を実現しています。

首都圏に在住するメンバーは、出社・在宅の働き方を自身のスタイルに合わせて選択できる体制を整えています。 働きやすさを保ちつつも、プロジェクトを通じて成長していけるような環境づくりを心がけています。

悩む

(4)多種多様な業種・技術に関わることができる

お客様の業界は、小売業、総合商社、製造など多岐にわたります。
その分、要件も開発環境も異なるため、常に新しい技術やアーキテクチャに触れられるチャンスがあります。

  • Next.js / Nuxt3
  • AWS / Azure / GCP
  • Python / TypeScript / Go / Kotlin など

「いろんな言語・フレームワークに挑戦したい」「インフラも設計してみたい」そんな方には、むしろ最適な環境です。


"やりたいこと"ができる理由

弊社の受託開発では、「仕様通りに作る」だけでは終わりません。
「そもそもどんなシステムが必要なのか」から一緒に考えるフェーズに関わることができるため、技術的な提案や意思決定の余地がたくさんあります。

一次請けかつ要件定義から一気通貫で関わるスタイルだからこそ、お客様と対話しながら本質的な課題を見極め、技術の選定やアプローチの設計に関わることができます。

  • お客様の業務を理解し、課題を言語化する
  • システム構成や技術選定を提案する
  • 開発・運用フローそのものを再設計する

こうした工程に関わることで、単なる"つくる人"ではなく、"共に考えるパートナー"として仕事を進めることができます。

幅広い業種や技術領域のプロジェクトに関わる中で、自ら学び、吸収する姿勢を大切にすることで、スキルの幅を広げるチャンスが豊富にあります。

  • 「将来はテックリードを目指したい」
  • 「幅広い技術を習得して、選ばれるエンジニアになりたい」
  • 「現場を理解し、技術を武器に、お客様とチームをリードできるプロジェクトマネージャーになりたい」

そう思っている方には、まさに"やりたいこと"に出会えるフィールドです。

悩む


まとめ:選択肢を広げてみませんか?

自社サービスが魅力的なのは間違いありません。
ですが、自社サービスだけがやりがいのある開発ではないということも、少し感じていただけたでしょうか?

受託開発の中にも、「企画から関わる」「提案できる」「技術に挑戦できる」環境は確かに存在します。
私たちAUCは、そんな開発スタイルを実現している会社のひとつです。

転職やキャリアの選択肢を考えるとき、「受託開発=つらい」という思い込みを、ほんの少し疑ってみてください。
そうすることで、自分にとって本当にフィットする働き方が見えてくるかもしれません。

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