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機械学習活用事例|顔認識による居眠り検知

2020.02.12 竹中 涼香
利用事例 機械学習
機械学習活用事例|顔認識による居眠り検知

車を運転していてヒヤッとした経験はありませんか?

疲れや睡眠不足からついうとうとしてしまい、急ブレーキ...。
起こってはならない事故ですが、死亡事故の4割程度を居眠り運転による事故が占めるそうです。1人で運転していると頼れるのは自分だけ。音楽やガムで気を紛らわせるのも限界があり不安ですよね。
本日はAI・機械学習を活用した、居眠りを検知する仕組みをご紹介します。


実際に使ってみました。うとうとして目が半目になるとアラートを出します。


このAIは動画のように、目が半目になると"Wake up !"と注意を促します。
今回はおこなっていませんが、よそ見時間が長いことで注意することや、音でより強い注意をすることもできます。



作成にあたり、Open CVとDlibというオープンソースのライブラリを活用しました。
Open CV Dlib
Open CVで顔そのものを認識し、Dlibで目の認識、また目が閉じそうな時の認識をしています。



AI・機械学習が身近になり、「こんなところにもAIが!」と気付くシーンが多くなってきていますね。
今後も身近な活用例をご紹介していきます。


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